第50回定例勉強会レポート(2008年7月19日実施)
2008/08/06 07:36
RBC第50回定例勉強会は、
『サッカーチーム経営の舞台裏』
と題して、
⇒サッカーチーム経営が成り立つ条件を知ることで
ビジネスにおける発想の幅を広げる
という狙いで実施しました。
かなり具体的なお話もあったのですが、ちょっと公開するには
パンチがありすぎるため(笑)、内容を絞ってお届けします。
(詳細は、参加された方から口コミで聞きましょう)
それでは、レポートをどうぞ!.
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7月19日の勉強会はサッカージャーナリストの小谷泰介氏を迎え、
サッカーチーム経営を中心にスポーツビジネスの裏側についての講演を
いただきました。
1.プロフィール
多くの文化人を輩出している1955年に生を受けた小谷さんは、
広告代理店やメディアでの経験を基に多くの人脈を築き上げ、
スポーツビジネスの最前線で活躍していらっしゃいます。
2.未成熟な日本のスポーツビジネス
■「サッカーでは飯は食えない」
広告代理店を退職してから暫くはアルバイトを掛け持ちするなど、
生活を営んでいくことも難しかったそうです。
スポンサー契約に成功する一方で、JのチームのM&Aに失敗されるなど、
サッカーチーム経営のうえで多くの経験を積んでいらっしゃいました。
■「日本にはスポーツビジネスは存在しない」
日本のスポーツチームはまだ親会社あってのチームに過ぎません。
親会社の職員が突然チームに出向してサポーターのとりまとめを行うなど、
文化としてのスポーツはまだ根付いていません。
親会社からサッカー未経験者が出向された場合、
左遷された意識を持っている場合が多いので、
親会社のエゴに振り回されるパターンが多く挙げられます。
▼採算度外視の年俸を有名選手獲得のために注ぎ込んだにも関わらず、
親会社のスポンサー契約撤退に伴い凋落を辿ったチームや、
▼名監督を経営陣のエゴで解雇した結果順位を大きく落とした
にも関わらず批判されることもないチームや、
▼行政・スポンサー・地元財界の連携で政治力を考慮しなければならず、
常に上位リーグに昇格できないチーム
など、
多くのチームの裏側事情を知ることができました。
3.日本のスポーツビジネスのあるべき姿
■「お年寄りがスタジアムで喜んでくれるようなリーグつくり」
小谷さんはフランス滞在中、1998年W杯決勝でパリのコンコルド広場に
200万人が集結している異様な光景を観ることで、音楽と並び世界中の人々を
喜びエキサイトさせることができるのがフットボールだと感じたそうです。
テクニシャン、スーパースターは誰が見ても感動させる力があります。
老若男女を問わず「あの感動をもう一度」と思えるような
人を感動させるチームを作っていってほしいと願っていらっしゃいます。
そのためには個々のチームが方向性・費用などのビジョンを持って、
経営を進めていくととが鍵となります。
今年日本で開催されるクラブW杯でもしも日本のチームが優勝することが
できたら、Jリーグを更に魅力のあるリーグとして発展させることが
できるでしょう。
また、元ジェフ千葉のオシム監督や元水戸ホーリーホックのバビチ監督、
大分トリニータ監督のシャムスカ監督のような名将を招聘することで、
少ない運営資金のなかでも若くて将来性溢れる選手を成長させ、
代表クラスの選手に育成していくことに期待しています。
■「一期一会」
小谷さんは「サッカーの神様」の存在を信じていらっしゃるそうです。
それは地球でサッカーを愛している人間の総意であり、
経営の舞台でも正しいことをしていればよい人間にめぐり合うことができる
ということです。
スポーツビジネスのみならず、
自分なりの確固たるビジョンをもって前向きに進んでいけば
きっと周囲にはよい人脈が集まってくることでしょう。
普段何気なく楽しんで観ているスポーツを経営・監督の観点から
分析することによって、新しい楽しみや切り口を与えられるということを
強く感じることができました。
今回の講演も小谷さんと接するチャンスを得られたことが一期一会です。
『サッカーチーム経営の舞台裏』
と題して、
⇒サッカーチーム経営が成り立つ条件を知ることで
ビジネスにおける発想の幅を広げる
という狙いで実施しました。
かなり具体的なお話もあったのですが、ちょっと公開するには
パンチがありすぎるため(笑)、内容を絞ってお届けします。
(詳細は、参加された方から口コミで聞きましょう)
それでは、レポートをどうぞ!.
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7月19日の勉強会はサッカージャーナリストの小谷泰介氏を迎え、
サッカーチーム経営を中心にスポーツビジネスの裏側についての講演を
いただきました。
1.プロフィール
多くの文化人を輩出している1955年に生を受けた小谷さんは、
広告代理店やメディアでの経験を基に多くの人脈を築き上げ、
スポーツビジネスの最前線で活躍していらっしゃいます。
2.未成熟な日本のスポーツビジネス
■「サッカーでは飯は食えない」
広告代理店を退職してから暫くはアルバイトを掛け持ちするなど、
生活を営んでいくことも難しかったそうです。
スポンサー契約に成功する一方で、JのチームのM&Aに失敗されるなど、
サッカーチーム経営のうえで多くの経験を積んでいらっしゃいました。
■「日本にはスポーツビジネスは存在しない」
日本のスポーツチームはまだ親会社あってのチームに過ぎません。
親会社の職員が突然チームに出向してサポーターのとりまとめを行うなど、
文化としてのスポーツはまだ根付いていません。
親会社からサッカー未経験者が出向された場合、
左遷された意識を持っている場合が多いので、
親会社のエゴに振り回されるパターンが多く挙げられます。
▼採算度外視の年俸を有名選手獲得のために注ぎ込んだにも関わらず、
親会社のスポンサー契約撤退に伴い凋落を辿ったチームや、
▼名監督を経営陣のエゴで解雇した結果順位を大きく落とした
にも関わらず批判されることもないチームや、
▼行政・スポンサー・地元財界の連携で政治力を考慮しなければならず、
常に上位リーグに昇格できないチーム
など、
多くのチームの裏側事情を知ることができました。
3.日本のスポーツビジネスのあるべき姿
■「お年寄りがスタジアムで喜んでくれるようなリーグつくり」
小谷さんはフランス滞在中、1998年W杯決勝でパリのコンコルド広場に
200万人が集結している異様な光景を観ることで、音楽と並び世界中の人々を
喜びエキサイトさせることができるのがフットボールだと感じたそうです。
テクニシャン、スーパースターは誰が見ても感動させる力があります。
老若男女を問わず「あの感動をもう一度」と思えるような
人を感動させるチームを作っていってほしいと願っていらっしゃいます。
そのためには個々のチームが方向性・費用などのビジョンを持って、
経営を進めていくととが鍵となります。
今年日本で開催されるクラブW杯でもしも日本のチームが優勝することが
できたら、Jリーグを更に魅力のあるリーグとして発展させることが
できるでしょう。
また、元ジェフ千葉のオシム監督や元水戸ホーリーホックのバビチ監督、
大分トリニータ監督のシャムスカ監督のような名将を招聘することで、
少ない運営資金のなかでも若くて将来性溢れる選手を成長させ、
代表クラスの選手に育成していくことに期待しています。
■「一期一会」
小谷さんは「サッカーの神様」の存在を信じていらっしゃるそうです。
それは地球でサッカーを愛している人間の総意であり、
経営の舞台でも正しいことをしていればよい人間にめぐり合うことができる
ということです。
スポーツビジネスのみならず、
自分なりの確固たるビジョンをもって前向きに進んでいけば
きっと周囲にはよい人脈が集まってくることでしょう。
普段何気なく楽しんで観ているスポーツを経営・監督の観点から
分析することによって、新しい楽しみや切り口を与えられるということを
強く感じることができました。
今回の講演も小谷さんと接するチャンスを得られたことが一期一会です。


