第39回勉強会レポート(2007年8月25日実施)
2007/10/16 16:16
8月25日に開催した第39回勉強会のレポートを掲載します。
今回の講師は株式会社インテグレート代表取締役社長の藤田康人氏です。現在は誰もが知っているキシリトールブームの仕掛け人として有名な藤田氏に、緻密なマーケティングの仕掛けを教えて頂きました。
フィンランドで有名だったキシリトールは虫歯予防効果が大きな特色でしたが、薬事法の制限により虫歯予防効果は製品に表記することができません。そこで以下のような手法により立体的マーケティング戦略を構築し、導入より10年で2000億市場のキシリトールを創出しました。
・企業を特定せずメディアの公共性を保つPR会社にキシリトールの宣伝を委託し、情報の流出を意図的にコントロールする
・継続性をもって10年間メディアに訴えかけるだけでなく、Face to Faceの伝達を心がける(インフルエンザマーケティング)
・業界専門知識とマーケティング経験のあるスタッフを用意、確実な情報を伝える
藤田社長のお話を伺っていて印象的だったのは以下の2点です。
①アンテナの鋭さ
マーケティングはゼロから新しい価値を想像するのではなく、周囲に落ちている情報を独自の感覚で見つけ、有効活用できるものを加工することが根本にあります。そのためには周囲にいる広範なネットワークから人々から情報を収集し、その中から生きた情報を拾い上げるセンスが必要です。フィンランドでメジャーだったキシリトールを日本に輸入させた実績や、食物繊維とデトックスブームを結びつけるセンスが実証しています。
②事実の伝達
藤田氏のマーケティングでは必ず事実に基づいた情報を提供しています。数々の実験を行うことによるキシリトールの効果のエビデンス検証、専門家による裏づけ、そしてフィンランドに足しげく通った上で実物を手にとって研究を重ねた成果が実績として顕れています。事実だけを伝えるために藤田氏が用いた広報は、広告ではなくメディアの公共性を保つことができるPRでした。メディアが構築する偶像だけではなく、本物に実際に触れたうえで事実を伝えることが重要なため敢えてPRという戦場を選んだのです。
現物に触れることで確実な情報を入手し、メディア・ヒトのネットワークを有機的に結びつけることで立体的マーケティングを行っていく藤田氏の姿をみることで、参加者のそれぞれの仕事に活かせるセンスを磨くことができたのではないでしょうか。これから勝ち残っていく本物のマーケティングを間近で学ぶことができました。
参加者の方からも、
・今に至るまでの事例を聞くことができたので、参考になるものは実践したい
・今、自社でのマーケティングをどうしようかと考えていたので、今後の方向性が見えた
・今行っているプロジェクトにPR手法を取り入れようと思った。
・広告とPRの違いが分かった
と、非常に有用な内容であったという声を頂きました。
今回の講師は株式会社インテグレート代表取締役社長の藤田康人氏です。現在は誰もが知っているキシリトールブームの仕掛け人として有名な藤田氏に、緻密なマーケティングの仕掛けを教えて頂きました。
フィンランドで有名だったキシリトールは虫歯予防効果が大きな特色でしたが、薬事法の制限により虫歯予防効果は製品に表記することができません。そこで以下のような手法により立体的マーケティング戦略を構築し、導入より10年で2000億市場のキシリトールを創出しました。
・企業を特定せずメディアの公共性を保つPR会社にキシリトールの宣伝を委託し、情報の流出を意図的にコントロールする
・継続性をもって10年間メディアに訴えかけるだけでなく、Face to Faceの伝達を心がける(インフルエンザマーケティング)
・業界専門知識とマーケティング経験のあるスタッフを用意、確実な情報を伝える
藤田社長のお話を伺っていて印象的だったのは以下の2点です。
①アンテナの鋭さ
マーケティングはゼロから新しい価値を想像するのではなく、周囲に落ちている情報を独自の感覚で見つけ、有効活用できるものを加工することが根本にあります。そのためには周囲にいる広範なネットワークから人々から情報を収集し、その中から生きた情報を拾い上げるセンスが必要です。フィンランドでメジャーだったキシリトールを日本に輸入させた実績や、食物繊維とデトックスブームを結びつけるセンスが実証しています。
②事実の伝達
藤田氏のマーケティングでは必ず事実に基づいた情報を提供しています。数々の実験を行うことによるキシリトールの効果のエビデンス検証、専門家による裏づけ、そしてフィンランドに足しげく通った上で実物を手にとって研究を重ねた成果が実績として顕れています。事実だけを伝えるために藤田氏が用いた広報は、広告ではなくメディアの公共性を保つことができるPRでした。メディアが構築する偶像だけではなく、本物に実際に触れたうえで事実を伝えることが重要なため敢えてPRという戦場を選んだのです。
現物に触れることで確実な情報を入手し、メディア・ヒトのネットワークを有機的に結びつけることで立体的マーケティングを行っていく藤田氏の姿をみることで、参加者のそれぞれの仕事に活かせるセンスを磨くことができたのではないでしょうか。これから勝ち残っていく本物のマーケティングを間近で学ぶことができました。
参加者の方からも、
・今に至るまでの事例を聞くことができたので、参考になるものは実践したい
・今、自社でのマーケティングをどうしようかと考えていたので、今後の方向性が見えた
・今行っているプロジェクトにPR手法を取り入れようと思った。
・広告とPRの違いが分かった
と、非常に有用な内容であったという声を頂きました。


