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『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その28?

Posted by: nomura
2009/11/22 12:34
こんにちは。のむらです。
引き続き、このシリーズです。

全国のサッカー経験者の方、また、サッカー小僧のご家族、ご友人の方に、
サッカーに打ち込むことで、ビジネスパーソンとしても一流になるための素養
が身につく、というご理解を頂ければ幸いです。

↓過去の記事↓
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7
その8
その9
その10
その11
その12
その13
その14
その15
その16
その17
その18
その19
その20
その21
その22
その23
その24
その25
その26
その27
↑過去の記事↑


■評価は目的と紐づけてされるべきである■

前回登場したコーチとのお話を続けます。

件のコーチが実践的な技術として教えたことのひとつに、
「球際で相手の前に出る」
ということがありました。

マラドーナといえば、ドリブルが注目されがちですが、
マラドーナの極めて注目すべき技術に、
「ルーズボールに対する球際での強さ」
があります。

どういうことかと言えば、
相手と1対1の局面であり、
しかも、
ボールが相手のボールでも自分のボールでも無い状況
において、
高い確率でボールを自分のものにすることができる
(併せて、相手の裏に抜け出すことができる)
ということです。


概念図としては、、、
----------





----------
[凡例]
△…自分
▼…相手
○…ボール


といったところです。


なお、このような局面で相手の前に出ることができると、
----------



----------
こういった状況になります。


この場合、ドリブルで相手を抜いた場合とも同じに見えますが、
ゲームの中では、若干、結果が違います。


というのも、ドリブルで抜いた場合というのは、
ドリブルする選手の味方の選手は、
自分達が攻撃をしている時だと認識しています。
(相手側はその反対)

ところが、
上記のようなルーズなボールの状況が生まれた場合、
この局面に登場しない他の選手は、
自分達が攻撃中なのか、守備中なのか、
どちらであるかの判断ができません。

従って、このようなルーズボールの局面で、
相手の前に出ることができると、
その向こう側(つまり、相手の前に出た前方)の選手達は、
守備の準備ができていません。


ここに、球際を制することの本質的な価値があります。



ということで、件のコーチは、私たちに対し、以下のようなトレーニングを行いました。


?2人の選手が少し距離をとって向かい合う
 ボールは、3人目の人間が持っている
------------------


         ○■


------------------

?3人目の人間が向かい合う2人の間にゆるいボールを出す
------------------


        ←○■


------------------

?2人の選手はボールに向かって行く
------------------


    ○←←←←■


------------------

?ルーズボールにおける球際での争いのシーンが出来る
------------------


○←←←←←←←■


------------------


そして、どうやって前に出たら良いか?
という肝心のテクニックについては、ここでは触れませんが、、
(必要な方は個人的に聞いて下さい。笑)


こういうトレーニングを多くの選手がやっている中を、
件のコーチが歩いて見て回っていました。


ちょうど、私のところにコーチが回ってきたタイミングで、
私は、相手選手よりもほんの少しだけボールに早く到達できたので、
スルっとドリブルで相手をかわしました。


それを見ていたコーチが、
「そ?でしょ♪」
と、褒めてくれました。


というのも、本来は、ドリブルで相手をかわすトレーニングではないのですが、
わざわざ球際での競り合いになるのを待っていては、
それは、実践的なトレーニングではありません。

球際での競り合いにおいて、相手の前に出る技術は、
もちろん大事ですが、その技術は、そもそも、相手の前に出るためにあるわけで、
球際での競り合いに勝つことが目的では無いのです。


そういうことから、咄嗟の判断を褒めて頂いたのを
とても鮮明に覚えています。


いわゆるトレーニングにおいて、
言われた通りのことしかやるのを認めない、という指導者も、
残念ながらけっこういらっしゃると思います。


もちろん、日本の社会で生きていく上で、
年長者の面子を意識しておくことも重要ではありますので、
いわゆる「体育会系」みたいなノリで、
言われた通りのことしかやらない、言われたことは絶対にやる、
みたいなことも、それなりには知っておくべきだとは思います。


しかしながら、それだけでは、
いわゆる部品のような人材ばかりになってしまいます。
優秀な部品も、大組織、大規模プロジェクトではとても大事な役割ではありますが、
そもそも、その部品をどう生かすか?を考える人財が足りなくなってしまいます。

そして、最近の日本では、そういう人財が足りていません。


その意味で、本質的な目的に適った咄嗟の判断を評価してくれたコーチは、
とても大事なことを私にカラダで教えてくださったわけです。




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明日は友部くんです。

 

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